ゴーストの囁き

  ようこそ「ゴーストの囁き」へ。貴殿も「攻殻機動隊」への熱い思いを囁いておくれ。。。。。

戦う女達Ⅲ~クルツコワ~

クルツコワ・ボスエリノフは、ロシア対外情報庁SVRの元特殊工作員、
集団拉致の実行犯である北方マフィアだ。






以前シリーズ化を計画して放置状態だった『戦う女達』の下書きを引っ張り出してみた。
少佐をはじめとして、攻殻機動隊にはサノーやフェム以外にも魅力的な女性たちが沢山いる。
先日のREARIZE PROJECTでのCTF(Capture The Flag) for GIRLS にも触発され、改めてこれらの女性達にスポットを当ててみよう。










今回は、クルツコワ・ボスエリノフ(Cruzkowa Bosyeltnov)

クルツコワ










S.A.C.第19話「偽装網に抱かれて」で挙げられている対外情報庁SVRは、旧KGBに由来するロシア連邦の実在する諜報機関である。
現在ロシア系マフィアで活動しているクルツコワは、IRシステムにハッキングをかける"目隠しイワン"の手口でも判るとおり、相当の手練れだ。

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前世紀に東南アジアで暗躍していた経緯からも、表沙汰できないような幾多のミッションをこなして来たのだろう。
そんな彼女にしてみれば、アジアの奇跡後に産まれた平和ボケしている日本人の若い綺麗な体から臓器と電脳デバイスを解体し売りさばくなど造作もないことだ。
得られた利益を祖国に上納して貢献することで、その存在感を示している。

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多少若かりし頃の風貌かな。
だが、見た目の美しさと、極悪非道の行いはまた別だ。


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勿論全身義体であるクルツコワに対して、ほとんど生身のトグサの格闘戦が迫力だった。
義体化を受け入れられないトグサは、以前の射撃練習時の少佐からアドバイスの後、きっと足手まといにならぬように猛特訓を積んでいたのだろう。

少佐 「何のためにあんたを本庁から引き抜いたと思ってるのかしら?」
    「落ち込むヒマがあったら自分の特技で貢献しようと思わない? (ニコッ」









それにしてもバトーのおかけで幸い命拾いはしたものの、クルツコワの仕掛けには脱帽させられる。

①左手首を引き抜くと刀剣が出てくるわ、
②その左手を握るとその剣が飛んでくるわ、
③腕を持って投げ飛ばされそうななれば残った左腕は肩から外れるし、
④挙句の果てには、その左腕には倉庫全部を崩壊するほどの時限爆薬が仕込まれていた。




恐ろし~~っ!!

たぶん、SVR時代もこうした仕掛けの数々を駆使することで、もっと過酷な状況の修羅場を掻いくぐってきたのだろう。
それはある意味、確実にミッションを達成するための準備であり、非道ではあるが国益を優先するための覚悟でもある。
でなければ数十年に渡って現場で生き残ることはできまい。





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クルツコワ「警察か? 何処で追っ手が付いたんだ? 早く女共を始末しなければ。。。」
バトー「すまねぇ、だが主犯格の身元は判ったぞ。クルツコワだ」
少佐 「クルツコワ? ! あのロシア対外情報局SVRの元特殊工作員のか?」
バトー「あぁ。前世紀東南アジアを拠点として暗躍していた筋金入りの国粋主義者だ」
トグサ「前世紀って?」
バトー「年齢は不明。」
    「全身を義体化して若作りしちゃぁいるが、中身はおそらく80に手が届く婆さんだ」




SAC19-128 ← 誰が婆さんだ?!
















しかし、それが故にマフィア内部での抗争に巻き込まれたのは、これまでの忠誠とは裏腹に彼女の悲運だった。

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電話の声「なんだ、ニュースもネットしてねえのか?」
      「さっきから9大ネットワークはおろか個人サイトでもあんたの話題で持ちきりだぜ」
      「北方のスパイが恩を仇で返すってな」
      「集団拉致組織が擁護派神崎の娘を誘拐」
      「怒った神崎は政治家生命を賭けて北方を糾弾して行くそうだ」
      「あんた立場的に相当やばいぞ。 おい、聞いてんのか? おい?」






















状況を理解したクルツコワの行動は、危機的状況にありながらもプロフェッショナルらしく迅速かつ的確だ。
だが、それ故に荒巻の言うところの『信頼が置ける行動原理』に陥り、その後の行動パターンの予測を可能としてしまった。
優秀だからが故に、である。


荒巻 「今逃走している犯人は幸いな事にプロフェッショナルです」
    「相手がプロであるが故に、この作戦は功を奏する」
    「奇妙な事に思われるかもしれませんが、相手が敵であってもプロならばその行動原理に一定の信頼が置ける」
    「つまり政府の犬である犯人が祖国の恩人である神崎議員の娘に手を出した事を知れば、必ず仲間に助言を求める」
    「そして対応を考える間はお嬢さんに危害を加える事はまず有り得んでしょう」
    「ですから尚の事、現状を速やかに聴衆の目に晒しておく事が望ましいのです」
















神埼元首相の娘玲子を引き連れ大使館経由で亡命させて事態の巻き返しを図ろうとしたが、仲間である同士にも見放されて閉まる大使館の門。
これまで貢献してきた祖国からの答えは、荒巻が実行した元首相自身の真実の認識と、それに伴う北方との関係を断ち切ることによって急展開で導き出されたものだった。
拉致実行犯レベルよりも遥かに上位の政治的判断によるものであり、こうなるとクルツコワのポジションでどうすることもできるものではない。

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だからこそ、最後までカラクリを駆使して抵抗しようとするクルツコワの儚さが、虚しさがより切ない。


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⑤左腕の肘部から手首にかけた腕長のポップアップ型大型ナイフが抜き出てきて至近の少佐左頬をかすめ、
⑥その肘の奥から三連連射銃(?)が刀剣をかわした少佐顔面を直に捕らえる。。。。。

この間わずか3秒間。
しかし、これさえも少佐には見抜かれていたが。










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バトー「そこまでだ! まったくカラクリの多い婆さんだ (ニヤリ」






バトーにまでバックをとられ、これ以上の抵抗も無意味と悟って観念したクルツコワ。
たぶん、右腕にも爆弾は仕込まれているだろうし、今回は使わなかったが両脚だけでなく胴体部にも何らかの仕掛けが施してあったと推察される。 < オッパイ爆弾とかw
それこそ、脳殻以外ならどんなパーツでも武器にしていてもおかしくない。
まだまだ反撃しようと思えば、少佐やバトー相手でもあの手この手でかいくぐって 単身逃走することぐらいはできただろう。
これまでのクルツコワならそうやってきただろうし、そうでなければ80歳まで生き残ってこれなかっただろう。

だが、彼女の戦いは終わった。
彼女が観念したのは、きっと祖国から見放されたことが原因だ。
きっと。。。。。。














クルツコワ自身が雇っていたチョビ髭小男に語っていたが、祖国政府からの要請で遂行しているとは言え、3日間で29名をも集団拉致するような活動も、そろそろ潮時と考えていたのではないだろうか。
もし、今回を最後に廃業を考えていたのであれば、まさにその最後の奉仕のタイミングで、内部抗争から拉致者リストに神埼の娘を紛れ込まされ嵌められたのかもしれない。
これまでの暗躍を考えると、あまりにも惨めな最期と言えよう。





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この若く豊満な美人の容姿にだまされた被害者は、前世紀からこれまで数知れないことだろう。
とても80歳の老狐婆とは思えないし、咄嗟の判断も的確だ。
彼女なら、色仕掛けも含めどんな手段も厭わずに任務を遂行したことだろう。

























ん?



待てよ?


目的達成のためには、手段を選ばない美人?

それって、何処かの誰かも同じような気がしないでもない。。。。。













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隊員「おい、この先は封鎖区域だぞ」
少佐「あなたに個人的な用件があるんだけど。。。。」
隊員「なんだ?個人的な用って?  フラフラ~」



おいおい!
緊急事態だからって相手は他国の警察官だぞっ!!
いいのか、少佐?!


















ちなみに、S.A.C第19話「偽装網に抱かれて」は集団拉致ネタであることがネックとなり、当時の地上波放映は自粛された経緯がある。
第10話「密林航路にはうってつけの日」での猟奇殺人事件との関連、 第11話「亜成虫の森で」は障害者差別を連想させることから、また、GIGの第2話「飽食の僕」も同様の措置がとられたことを記しておく。

























【おまけ】

kobe-GITS_0563  kobe-GITS_0564

新浜(神戸)での攻殻関連として、こんなコラボ商品を売っていた(画像は去年分)。

これは、何故か かわいい妻が買ってきてくれた!! < 妻、多謝!!
ワシが嬉々として写真を撮っているのを、生温かく見守ってくれていたがww
夫の趣味性に理解を示すというよりは、呆れ果てているのが現状だった orz









※掲載画像は、攻殻機動隊S.A.C.第19話「偽装網に抱かれて」、第17話「未完成ラブロマンス」より、無意味に多数引用。ちと疲れたよ、パトラッシュ=3

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  1. 2016/03/10(木) 23:14:13|
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